自らがツラい過去を経験し
セラピーやヒーリングによって乗り越え
その経験をもとに
今度は自分が困っている人たちを助けたい！
と、スキルを習得して
クライアントさんたちの助けになろうとする
それはいいけど
クライアントさんに喜ばれる一方で
自分の心は満たされず
モヤモヤ感が残ったまま
そういうセラピストさんやヒーラーさんって
いらっしゃると思うんですよね。
そういう方の意識を掘り下げると
さらに過去に負った心の傷が
未だに癒えてないことがあります。
たとえば
いじめや差別を受けた経験がある人の
さらに心の奥底（幼少期の記憶）には
何かにつけて親から否定、批判、虐待といった
さらに深い傷が見つかることがあります。
すると
セラピストやヒーラーになった根底には
人一倍強い承認欲求があることになります。
自分の功績を認められたい！
すごい人だと思われたい！
そんな思いが潜在意識に眠っていて
自分ではなかなか気づけません。
気づけば
同じ仕事仲間で集まると
周りにマウントを取ろうとする自分がいたり
自分よりすごい人がいると激しく嫉妬したり
その人のグループと距離を置くようになったり
そしていつしか孤立し
平々凡々な癒やしを提供する毎日に
満たされない自分でいることに気づく。
そんな感じではないでしょうか？
だからセラピストやヒーラーも
クライアント以上に
日々のセルフメンテナンスが必要です。
私のところには
ご同業の方や
クライアントから癒やす側へ進まれる方
様々いらっしゃいますが
一番根っこにあるモヤモヤ感に行き着くまで
自分癒やしの旅を続けられています。
